← レポート一覧に戻る

ニュータイプチャレンジ 2026 MISSION2(3月)総括 — 全国298店舗1,190デッキの分析

2026年3月1日 〜 3月31日 / 全国8地方 298店舗

ニュータイプチャレンジ 2026 MISSION2 が3月31日に終了しました。GCG STATSでは全国298店舗で開催された大会から、TOP4入賞1,190デッキ・優勝296名のデータを集計。本記事ではその総括として、全体のデッキ分布、地域別の特徴、月内の推移、そして4月に控えるコルシカ基地の4→2枚制限GD04「Phantom Aria」リリースという2つの変化点が環境にどう作用するかを分析します。3月環境の最終スナップショットとして残しておきたい内容です。

大会規模

項目数字
開催店舗数298 店舗
対象地方全 8 地方
記録された TOP4 デッキ1,190 デッキ
記録された優勝者(延べ)296 名
ユニーク優勝プレイヤー278 名
複数回優勝プレイヤー18 名(全員 2 回)
開催期間2026/03/01 〜 2026/03/31

詳細な大会リストはシリーズ詳細ページから各大会にアクセスできます。

全体分布(TOP4入賞 1,190デッキ)

まず TOP4入賞デッキの色分布を確認します。

順位デッキ色件数シェア
1青/紫40133.7%
2緑/白19316.2%
3赤/白16513.9%
4青/緑12710.7%
5青/白1079.0%
6青/赤978.2%
7赤/紫403.4%
8赤/緑262.2%
9白/紫191.6%
10緑/紫141.2%
TOP4入賞デッキ色シェア(上位10色)
0 10 20 30 35% 33.7% 16.2% 13.9% 10.7% 9.0% 8.2% 3.4% 2.2% 1.6% 1.2% 青紫 緑白 赤白 青緑 青白 青赤 赤紫 赤緑 白紫 緑紫

青/紫が約3分の1を占める圧倒的な首位となりました。青を含むデッキ(青/紫・青/緑・青/白・青/赤)の合計は全TOP4の62%に達し、3月環境が「青を中心とした環境」であったことを数字が裏付けています。一方で、緑/白・赤/白といった青を含まないデッキも10%台後半のシェアを保っており、完全な一強ではない多様性も残していました。

優勝分布と変換率

次に優勝296件の分布を見ます。

順位デッキ色優勝数優勝率
1青/紫10435.1%
2緑/白4816.2%
3赤/白4515.2%
4青/緑3812.8%
5青/白227.4%
6青/赤196.4%
7赤/紫124.1%

TOP4入賞に対して優勝までどれだけ勝ち切れたかを示すのが「変換率」です。標準ラインは25%前後(TOP4の4人に1人が優勝)で、それを大きく超える・下回るデッキは性能の偏りを持っています。

デッキ色TOP4優勝変換率
青/緑1273829.9%
赤/紫401230.0%
赤/白1654527.3%
青/紫40110425.9%
緑/白1934824.9%
青/白1072220.6%
青/赤971919.6%

注目したいのは青/緑の変換率29.9%です。TOP4シェアでは4位ながら、いったん入賞したら勝ち切る率が青/紫(25.9%)を上回っています。青/緑は母数が少ないため目立ちにくい存在ですが、3月環境で最も勝ち切り力の高いアーキタイプの一つでした。赤/紫の30.0%も母数は少ないものの変換率は高く、いずれも「使えば確実に強いが、選ばれる頻度が低かった」タイプと言えます。

逆に青/白・青/赤は入賞率こそ一定ながら、優勝まで届く率が20%前後と低め。TOP4止まりの大会が多かった傾向が読み取れます。

詳細な数値は環境分析ページで期間・地域・順位を自由に絞り込んで確認できます。

地域別の特徴

同じ3月環境でも、地域によって顔ぶれは少しずつ異なります。

地域大会数1位2位3位
関東90青/紫(39%)緑/白(21%)赤/白(12%)
中部62青/紫(29%)赤/白(23%)緑/白(16%)
関西50青/紫(24%)赤/白(22%)青/緑(20%)
九州40青/紫(42%)赤/白(18%)青/赤(12%)
中国23青/紫(52%)青/緑(17%)赤/紫(13%)
東北16青/紫(25%)緑/白(19%)赤/白(12%)
四国11青/白(27%)&青/紫(27%)青/赤(18%)
北海道4サンプル数が少ないため傾向は割愛

中国地方は青/紫が52%と全国平均(35.1%)を大きく上回り、青/紫偏重が最も強い地域となりました。逆に関西は青/紫・赤/白・青/緑がいずれも20%台で拮抗しており、環境のバランスが最も良い地域と言えます。四国は青/白が青/紫と並んで1位タイに入る全国唯一の地域で、地域コミュニティの個性が出ています。関東・九州は全国平均より青/紫が強く、緑/白または赤/白が明確な2番手につくオーソドックスな構図でした。

月内の環境推移

次に、月を通じた優勝デッキの週別推移を見ます。

大会数青/紫緑/白赤/白青/緑青/白
第1週 (3/1-7)6224 (39%)12 (19%)1 (2%)9 (15%)10 (16%)
第2週 (3/8-14)8127 (33%)13 (16%)13 (16%)8 (10%)5 (6%)
第3週 (3/15-21)7522 (29%)12 (16%)16 (21%)13 (17%)2 (3%)
第4週 (3/22-28)5725 (44%)8 (14%)11 (19%)3 (5%)3 (5%)
第5週 (3/29-31)215 (24%)3 (14%)4 (19%)5 (24%)2 (10%)

月を通じて青/紫は常にトップを維持しましたが、シェアは一定ではありませんでした。第1週は青/紫39%・赤/白2%とスタートダッシュは青/紫が独走。ところが第2週〜第3週にかけて赤/白が16%→21%と急上昇し、青/紫のシェアは33%→29%まで下がります。対応するように第4週で青/紫が44%まで再強化され、メタを押さえ込み直した構図です。第5週は大会数が少ない中、青/緑が24%で青/紫と並ぶ結果になりました。

青/紫という絶対王者に対して赤/白が月中盤で対抗馬として台頭し、月末に青/紫が再び抑え込む——という、メタゲームの振り子を感じられる1ヶ月でした。

複数回優勝プレイヤー

3月中に2回優勝したプレイヤーは18名でした。3回以上はなしです。以下、順不同・敬称略で紹介します。

つぐと わか タケ ぷー なっつ カズマ フルフル ノレア あまとう ぶひこ 一休さん 宇宙海賊 トート ならにか カナアド シロネコ John ユウ

278名のユニーク優勝者のうち、複数回勝ち上がれたのは6.5%と少数。それぞれの大会結果はイベント一覧からプレイヤー名で検索して確認できます。

青/紫デッキの構成傾向

3月環境のトップメタである青/紫の優勝デッキ104件から、採用率の高いコアカードを抽出しました。具体的なレシピは大会ごとに微妙に異なりますが、採用率99%のカードはほぼ全員が4枚フル投入しており、「固定枠」として機能していたことが分かります。

採用率カード種別平均枚数
99%ガンダム (ST01-001)UNIT・青4.0
99%アムロ・レイ (ST01-010)PILOT・青4.0
99%三日月・オーガス (ST05-010)PILOT・紫4.0
99%コルシカ基地 (ST02-016)BASE・青4.0
99%ガンダム・バルバトスアダプト (GD03-056)UNIT・紫4.0
98%ガンダム・バルバトス〔第1形態〕(GD02-054)UNIT・紫4.0
97%グレイズ改 (ST05-004)UNIT・紫3.9
88%百錬 (ST05-006)UNIT・紫3.7
77%覚悟の表れ (GD01-100)COMMAND・青1.9
73%ガンタンク (GD01-008)UNIT・青3.7
71%ガンダム・グシオンリベイク (GD02-055)UNIT・紫3.1
66%致命の一撃 (ST05-014)COMMAND・紫2.6

青/紫は「ガンダム+アムロの青エンジン」と「バルバトスアダプト+第1形態+三日月の紫アタッカー」を骨格に組まれており、構築の自由度は低い代わりに完成度が非常に高いアーキタイプでした。採用率99%のコアカード7枚だけで28枚分を占め、残り22枚にどれだけ個性を出せるかが勝敗を分けた格好です。

コルシカ基地 4→2枚制限の影響

ここからは4月以降に影響を与える要素の分析に移ります。コルシカ基地(ST02-016)の4枚制限から2枚制限への変更は、3月環境のデータと照らし合わせると影響範囲が非常に明確です。

3月中に TOP4 入賞した全 2,835 デッキにおけるコルシカ基地の採用状況は以下の通りでした。

デッキ色TOP4件数コルシカ採用採用率
青/紫40139999.5%
青/緑12712598.4%
青/赤972121.6%
青/白1071917.8%
赤/紫4012.5%
赤/白16500.0%
緑/白19300.0%

採用デッキは全体の45.8%(1,299デッキ)に上り、そのうち97.0%(1,260デッキ)が4枚フル投入でした。平均採用枚数は3.96枚と、採用されたデッキではほぼ全員が4枚積みだったことになります。

特に青/紫・青/緑の2アーキタイプは採用率99%・98%と事実上の必須パーツで、これらは4→2枚制限によってデッキの中核を削減せざるを得ません。3月に優勝した青/紫104件・青/緑38件、合計全優勝の47.7%にあたる142件が、そのままの構成では4月以降戦えないということです。

一方で赤/白と緑/白は採用率0%で制限の影響を完全に受けず、青/赤・青/白も採用率20%前後と軽微な影響にとどまります。

構造的には3月環境で上位に君臨した青/紫・青/緑の2アーキタイプをピンポイントで弱体化させ、対抗馬だった緑/白・赤/白に影響を与えない形の制限となっており、4月以降のメタゲームは大きく再編される見通しです。青/紫ユーザーはコルシカ基地を2枚に抑えた構成への再設計、または別の拠点カードへの置き換えを検討することになります。

GD04 リリース後の環境展望

コルシカ基地制限と同時期に、2026年4月25日にはGD04「Phantom Aria」がリリースされます。全130枚・LR 5枚を含むこのブースターパックが、制限で空いた枠にどう作用するかが4月環境の焦点です。GCG STATS では各色のLRを1枚ずつ考察する記事を公開しています。

注目点を整理すると以下になります。

① 青系の再編:コルシカ基地制限で青/紫・青/緑の中核が削られたところに、GD04 青LRがどう作用するか。青LR記事でも触れているように、〔リガ・ミリティア〕という新アーキタイプの起点が含まれており、青系デッキの選択肢は既存の2色構築から広がる可能性があります。

② 赤/白の立ち位置:制限の影響を受けず、3月中盤で21%まで上昇していた赤/白はGD04でさらに強化されれば、4月のトップメタ候補になり得ます。

③ マイナーアーキタイプの浮上:3月中にTOP4で1〜3%程度だった白/紫・緑/紫・赤/緑などが、GD04の新規カードと制限後の環境変化を受けて再評価される余地があります。

④ NC MISSION3 の予測困難性:制限とGD04リリースが同時期に発生するため、4月に開催される次回 NTC MISSION3 は近年で最もメタゲームが流動的な1ヶ月になりそうです。3月のような「青/紫一強」が継続するか、新環境が生まれるかは、店舗予選が始まる4月上旬の数週間で方向性が見えてくると予想されます。

まとめ

3月のニュータイプチャレンジ MISSION2 は、青/紫が使用率・優勝率ともに首位で環境を牽引した一方、青/緑の高い変換率や赤/白の月中盤の台頭、地域ごとの個性(中国地方の青/紫偏重、関西のバランス、四国の青/白独自性)など、多層的な構造を持った1ヶ月でした。

4月からはコルシカ基地の4→2枚制限が青/紫・青/緑の中核を削り、同時期のGD04リリースが各色に新カードを供給します。3月に相対的に弱かったアーキタイプや、まだ市民権を得ていない色の組み合わせが浮上する可能性も十分にあり、NC MISSION3 の結果は近年で最も予測しにくい環境になりそうです。

GCG STATS では4月も全国のNCデータを自動集計してお届けします。シリーズが進行中のイベント結果はシリーズ一覧からご確認ください。

※本記事はAIによって記述されている文章を含みます。記事内容に誤りがある場合にはXアカウント(@gcg_stats)のDMへご報告ください。