← レポート一覧に戻る

GD04 赤LR考察 — 圧倒のネオ・ジオングと超兵キュリオス

GD04「Phantom Aria」/赤LR 2枚

赤LRの全体傾向

GD04 赤LRは「究極の重量級フィニッシャー」と「軽量リンクスパイク」という両極端の2枚。Lv.9コスト8のネオ・ジオングが重量級レンジの頂点を更新する一方、Lv.4コスト3のガンダム・キュリオスはリンクから短期決着を狙う速攻型。同じ赤でもゲームプランが全く違い、構築者の好みでどちらの方向にも振れる、バリエーションに富んだ枠です。

ネオ・ジオング

ネオ・ジオング GD04-033

Red / UNIT / LR / Lv.9 コスト8 / AP6 HP7

Lv.9/コスト8/AP6 HP7という、現状最重量級のステータスラインを更新するフィニッシャー。効果は2本立てで、まず「このユニットか(ネオ・ジオン)の自分のユニットが配備されたとき、相手のユニット1つに3ダメージ」。つまり自身の着地でいきなり3点除去が飛び、以降も(ネオ・ジオン)を展開するたびに継続的に面を掃除できる除去エンジンとして働きます。さらに【リンク中】は「自分のユニットすべてが(ネオ・ジオン)特徴を得る」という宣言で、周辺のサポートカードを総ネオ・ジオン化して特徴シナジーに巻き込めるのが強力。

原作は『機動戦士ガンダムUC』最終盤。フル・フロンタルが搭乗した巨大MAで、シナンジュを核に取り込んだサイコフレーム搭載機という設定でした。巨大さと「全てを取り込む」モチーフが、効果テキストの"(ネオ・ジオン)を得る"にも重なります。

リンク先は「フル・フロンタル」で、旧弾 ST03-010「フル・フロンタル」などが対応。環境予想としては、コスト8は気軽に投げられる数字ではないため、EXリソース加速や踏み倒しギミックとの相性が鍵。ネオ・ジオン軸の赤単〜赤/紫ミッドレンジのトップエンドに着地して、配備3点除去+リンク全体バフで一気に決着をつけるプランが主流になりそうです。

ガンダム・キュリオス

ガンダム・キュリオス GD04-034

Red / UNIT / LR / Lv.4 コスト3 / AP1 HP4

一転してこちらは軽量LR。素のAPは1と最低級ですが、注目は《先制攻撃》+【リンク中】レストの(CB)自ユニット1つにつきAP+2というコンボ。盤面に(CB)ユニットが4体レストしていればAP9の先制攻撃という、LR最重量級に迫るダメージをわずかコスト3で叩き出せる計算になります。"レスト"がトリガーなので、アタックで自分が寝るほど火力が上がる自己完結型の性質が面白く、攻勢を重ねれば重ねるほど強くなります。

原作は『機動戦士ガンダム00』。アレルヤ・ハプティズムが搭乗する変形機構機で、「ハレルヤ」覚醒時の戦闘力は作中でも別格でした。リンク条件が「アレルヤ・ハプティズム」/「ハレルヤ・ハプティズム」の2名指定なのは、二重人格を反映した粋なデザインです。

GD04内リンク先はなく、旧弾のアレルヤ/ハレルヤが必要。環境予想としては、(CB)軸の赤/赤タッチデッキの決め手として、ガンダム00関連カードを並べて一気に決着をつける運用が主流になりそう。自分がレストすることで打点が伸びるため、《リペア》やアクティブ化効果と組み合わせて複数回アタックする設計と相性が良く、既存の00系サポートカードの再評価も進みそうな1枚です。

赤LRの総括

赤LRは2枚とも方向性が明確で、どちらも「赤らしい火力」の異なる表現になっています。ネオ・ジオングは配備3点除去という"殴らずに勝つ"タイプの圧力、キュリオスはリンクシナジーを極めた"殴り切る"タイプの瞬発力。既存の赤デッキへの差し替え候補としても、新しい赤軸の主役としても可能性があり、環境の火力レンジを底上げしてくれそうな2枚です。

GD04 LR考察シリーズ

青LR 緑LR 赤LR(現在の記事) 紫LR 白LR