赤LRの全体傾向
GD05の赤LRは紫と並ぶ最多の3枚。『機動武闘伝Gガンダム』新規参戦の象徴であるマスターガンダムと師匠マスター・アジア(PILOTながらLR!)、そして『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』からガイアガンダムです。GD05の赤は〔MF〕+〔必殺技〕のGガンダム軸と〔ファントムペイン〕の速攻軸という2本柱で設計されており、LR3枚がそれぞれの柱の核を担う、色全体の方向性が非常にわかりやすい構成になっています。
マスターガンダム GD05-033
Lv.7コスト5のAP5 HP5と標準的なボディながら、【アタック時】が強烈。トラッシュの〔必殺技〕コマンドカード2枚をゲームから除外すると、相手のシールドエリアの先頭のカード1つに5ダメージを与えます。アタックが通るかどうかに関係なくシールドを1枚砕けるため、ブロックされても仕事をするフィニッシャーです。〔必殺技〕コマンドはGD05に赤のダークネスフィンガー(GD05-110)、宝華教典・十絶陣(GD05-112)、ローゼススクリーマー(GD05-113)、白のシャイニングフィンガー(GD05-120)などが収録されており、「使った必殺技が墓地から燃料になる」循環がデザインされています。
原作は東方不敗マスター・アジアの乗機。リンク条件はもちろん「マスター・アジア」で、同弾のGD05-089との師弟…もとい主従セット運用が前提です。ダークネスフィンガーを撃ってから本体が殴る流れは、原作ファンなら思わずニヤリとする再現度。
環境予想としては、〔MF〕は赤白に跨がる特徴のため、赤単Gガン軸か赤白シャッフル同盟軸かで構築が分かれるところ。コマンドを多めに積む特殊な構築が要求されるぶん爆発力は高く、シールド直接破壊は防御札で止めにくいのが強みです。
ガイアガンダム GD05-034
Lv.3コスト2という軽さのLR。素のAP3 HP3は同コスト帯として優秀で、効果は【セット中】【ターン1回】、このユニットがバトルダメージで相手のシールドエリアのカードを破壊したとき、相手に「手札1枚を捨てる」か「こちらがLv.4以下の〔ファントムペイン〕ユニットを手札から配備する」かの二択を突きつけます。どちらに転んでもアドバンテージ差が開く、アグロの理想形のような1枚。カオスガンダム(GD05-039)・アビスガンダム(GD05-040)と同コスト帯の〔ファントムペイン〕が同弾に多数おり、展開先には困りません。
原作は『SEED DESTINY』でステラ・ルーシェが搭乗した可変MS。リンク条件「ステラ・ルーシェ」は同弾GD05-090として収録済み。三馬鹿トリオ(ステラ・スティング・アウル)のパイロットが揃って〔生体CPU〕持ちで実装されているのも芸コマです。
環境的には、赤〔ファントムペイン〕アグロの2コスト帯エース。序盤から殴ってシールドを割るほど効果が誘発するため、速攻デッキが環境に増えるかどうかの鍵を握ります。低コストLRは資産的にも需要が集中しやすく、シングル価格も注目です。
マスター・アジア GD05-089
パイロットでありながらLRという異例の枠。【バースト】で手札に加わる基本に加え、自分のトラッシュに〔MF〕カードが3枚以上あるなら、パイロットではなく(AP3・HP3)のユニットとして配備してもよいという前代未聞の選択肢を持ちます。ユニットが足りない盤面では自ら降り立ち、マスターガンダムが引けていれば搭乗する——文字どおり「機体がなくとも最強」の東方不敗を再現した設計です。【リンク中】【アタック時】には、このターン中に〔必殺技〕コマンドの【メイン】/【アクション】を発動していれば相手ユニット1つに2ダメージと、除去まで担当します。
言わずと知れた『機動武闘伝Gガンダム』の東方不敗マスター・アジア。素手でガンダムを沈める男がカードでも素手(ユニット化)で戦えるという、フレーバー完全再現の1枚です。
運用面では、マスターガンダム(GD05-033)・クーロンガンダム(GD05-036)のリンク先として最優先で4枚確保したいところ。ユニット化は「リンク先が引けない事故」への保険にもなり、Gガン軸の安定性を1枚で底上げする存在。パイロットLRとして環境にどう評価されるか、GD05でも屈指の注目カードです。
赤LRの総括
赤LR3枚は「必殺技シナジーの主砲」「アグロの先鋒」「軸を支える万能パイロット」と役割がはっきり分かれています。Gガンダム参戦の熱量をそのまま形にしたマスター師弟に、環境を速くしうるガイアガンダム。GD05発売直後の赤は、コンボとアグロの二正面で語られることになりそうです。
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