青LRの全体傾向
1周年記念弾GD05「Freedom Ascension」の青LRは2枚。『機動戦士Vガンダム』のV2ガンダムと、弾の看板を務める『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のストライクフリーダムガンダムです。GD04の青LRが「新アーキタイプの起点」を担ったのに対し、今回の2枚はGD04で生まれた〔リガ・ミリティア〕軸の正当強化と、GD05で新登場する〔オーブ〕軸のフィニッシャーという関係になっており、既存デッキの強化と新規構築の両方に居場所が用意されています。
V2ガンダム GD05-001
Lv.6コスト4でAP4 HP5と標準以上のボディに、《リペア2》(自分のターン終了時に2回復)まで付いた高耐久ユニット。核となるのは【起動・メイン】【ターン1回】自分のユニット2つをレストにする:このユニットをアクティブにするという起動効果です。アタック後にレスト状態になったV2を自力で起こせるため、後続のユニットさえ並んでいれば1ターンに2回アタック(あるいはアタック後にブロック態勢へ復帰)という動きが可能になります。コストにするユニットはレストにするだけで破壊されないので、ガンイージ(GD05-013)やジャベリン(GD05-014)のような低コスト〔リガ・ミリティア〕を横に並べる構築と綺麗に噛み合います。
原作は『機動戦士Vガンダム』終盤の主役機。「光の翼」で戦場を駆けたV2の機動力が、レスト→アクティブの復帰効果として表現されているのが粋なところです。リンク条件は「ウッソ・エヴィン」で、GD04-081「ウッソ・エヴィン」との併用が前提になります。
環境的には、GD04で登場した青〔リガ・ミリティア〕横並べデッキの中盤の主戦力兼フィニッシャー補佐としてそのまま差し込める1枚。《リペア2》と再アクティブ化のおかげで単騎でも場持ちが良く、同弾のシュラク隊サポート「その身を賭して」(GD05-104)やホワイトアーク(GD05-124)と合わせて、リガ・ミリティアの継戦能力を一段引き上げます。
ストライクフリーダムガンダム GD05-002
GD05の看板機体。効果は2段構えで、まず【配備時】に自分のユニット1〜2つを選び、このターン中それらがバトルダメージで相手のカードを破壊するたびに1ドロー。出したターンから盤面全体をリソース源に変えます。そして【セット中】【アタック時】に手札2枚を捨てると、最もLv.が低い相手のユニット1つを持ち主のデッキの下へ戻す除去を発動できます。破壊ではなくデッキ下送りなので、【破壊時】効果を持つユニットやトラッシュ回収を許さないのが優秀。ブロッカーを事前にどかしてから本体のAP5攻撃を通す、攻めの起点になる設計です。
原作は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でキラ・ヤマトが駆る後半主役機。リンク条件はもちろん「キラ・ヤマト」。同弾のGD05-081「キラ・ヤマト」(リンク時1ドロー)とセットで使えば、リンク達成・ドロー・除去が一本のラインでつながります。
GD05では〔オーブ〕が青の新特徴として一挙に登場しており(アカツキ・ストライクルージュ・ムラサメ・M1アストレイ、パイロットのキラ/バルトフェルド/カガリ、ベースのアークエンジェルなど)、ストライクフリーダムはその頂点に据えられた大型フィニッシャー。Lv.8コスト6と重いぶん、序盤を〔オーブ〕の中軽量ユニットでしのぎ、終盤にこれを叩きつける青単〜青系ミッドレンジの新しい柱になりそうです。発売直後は「オーブが一線級か」を占う試金石として、最も注目される1枚でしょう。
青LRの総括
GD05の青LRは「既存リガ・ミリティア軸の質的強化」と「新規オーブ軸の看板」という明確な役割分担。V2ガンダムはGD04環境で実績のある横並べ戦術をそのまま強くし、ストライクフリーダムは1周年記念弾の顔として新しいデッキタイプを牽引します。どちらもリンク先パイロット(ウッソ/キラ)ありきの設計なので、デッキを組む際はパイロット枠の確保から考えるのがおすすめです。
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