今週のオンライン環境サマリ
Mobile Suit Arena(以下MSA)は、Gundam Card Gameをブラウザ上でプレイできる非公式のオンライン対戦プラットフォームです。本記事では、2026年9月26日〜9月29日の期間にMSAでプレイされた47,285試合(94,570デッキリスト)の集計データを元に、スターターデッキ ST11〜ST14 が加わった新環境の最初の様子を紹介します。
※今回から集計対象の環境が変わりました。GD05環境は2026年9月25日(金)で終了し、翌9月26日(土)のST11〜ST14発売にあわせて、これらのカードがMSAのランクマッチで使えるようになりました(MSA公式の告知は9月27日付ですが、元記事は土曜日以降の試合を新環境として集計しています)。本記事は新環境の最初の集計で、当サイトではWeek 0として扱います。前回までのGD05環境(Week 1〜Week 9)とは単純比較ができません。
※集計期間は4日間です。これまでの7日間と比べて短いため、数値は振れやすくなっています。
※モードはこれまでと同じ ランクマッチ(Ranked) です。
※今回の元記事について: この回は Doug Godinho氏 のSupporter向け記事(EX.tra版)のみで公開されており、無料版はありません。本記事では、無料版の「Meta Monday」と同じ範囲である使用率・勝率・試合数のみを扱い、Supporter特典であるミラー戦を除いた勝率・先攻後攻別のデータ・デッキ相性の分析は取り上げていません。
ST11〜ST14 が加わって最初の集計です。いちばんの特徴は使用率が大きく散らばったことで、1位のGファイターズ(MF)でも8.1%にとどまりました。GD05環境の最終回(Week 9)では1位が16.8%でしたから、ちょうど半分ほどです。元記事に掲載された主要デッキも13件と、GD05環境(Week 1〜9)の最多11件を上回りました。2位にはキャリバーンが5.9%で急浮上しています。新アーキタイプは「水中アグロ」と「バルバトス プルトゥエルブ」の2つです。Top 5の合計使用率は28.8%でした。
| 対象期間 | 2026年9月26日 〜 9月29日(4日間) |
| 対象モード | Ranked |
| 分析試合数 | 47,285試合 |
| デッキリスト数 | 94,570 |
| 対象拡張 | GD05 Freedom Ascension + ST11〜ST14 |
今回の環境の要点
- 使用率が大きく分散。1位でも8.1%: GD05環境の最終回では1位が16.8%、Top 5合計が56.5%でしたが、今回は1位8.1%・Top 5合計28.8%です。元記事の掲載デッキも13件とこれまでで最も多くなりました。
- キャリバーンが5.9%で2位に急浮上: GD05環境の最終回では1.4%でした。ただし勝率44.5%は掲載13デッキで最も低く、使用率と勝率が噛み合っていません。
- 新アーキタイプ「水中アグロ」が4.1%で8位: 公式カードの特徴〔水中〕(英語版は (Marine))を持つカードを使うデッキと見られます。この特徴を持つのはST11収録の11種(ユニット10種とベース1種)のみで、ほかにトークンの「グーン」(T-028)が持ちます。
- 新アーキタイプ「バルバトス プルトゥエルブ」が3.2%で11位・勝率3位: 勝率56.4%は掲載13デッキで3番目の高さです。ST12-012「プルトゥエルブ」を使う構成と見られます。
- バルバトス アグロ(シャア・アズナブル)が勝率60.7%: 勝率が60%を超えたのは、GD05環境のWeek 2(60.5%)以来です。GD05環境のランクマッチ9回と合わせて、これで10回連続の勝率1位です。
使用率Top 5デッキ
Most Popular Decks(メタシェア順)の上位5デッキです。元記事には使用率2%以上の主要デッキ13件が掲載されており(「その他」扱いのまとめ枠は除かれています)、6位以下は本記事末尾で触れています。各デッキ名は海外コミュニティでの呼称を日本語化したものです。
1位 Gファイターズ(MF) (G Fighters (MF))
新環境でも使用率1位でした。ただし8.1%という数字は、GD05環境の最終回(16.8%)のちょうど半分ほどです。デッキの人気が落ちたというより、選択肢が増えて全体が散らばった結果と見るのが自然ですが、元記事に内訳の説明はないため断定はできません。
勝率は54.8%で、GD05環境の最終回(53.4%)より1.4ポイント高い数字です。元記事の勝率ランキングでは6位でした。使用率1位でありながら勝率は上位ではないという構図は、GD05環境から引き継がれています。なお環境が変わっているため、この比較は参考程度にご覧ください。
2位 キャリバーン (Calibarn)
いきなり2位に入りました。GD05環境の最終回では1.4%で、使用率2%以上の掲載対象にも入っていなかったデッキです。GD05環境では一時期3.4%まで伸びたこともありましたが、終盤は2%を割り込み1%台まで落ちていました(2.1%→1.6%→1.4%)。
一方で勝率44.5%は掲載13デッキで最も低い数字です。使用率2位と勝率13位という組み合わせです。GD05環境でも「掲載圏ぎりぎりの使用率で、勝率は掲載デッキ中の最下位」という時期が続いていました(Week 8・Week 9 は2%未満で掲載圏外)。使われている数のわりに勝てていない、という状態が新環境でも変わっていないことになります。なぜ急に使われ始めたのかは、元記事に説明がないため分かりません。
3位 ストライクフリーダム & バルバトス ルプス (Strike Freedom & Barbatos Lupus)
使用率5.0%で3位です。GD05環境の最終回では10.4%でしたから、こちらも半分ほどに下がっています。
勝率は56.1%で、元記事の勝率ランキングでは4位でした。GD05環境の終盤は54%台まで下がっていた(56.4%→54.7%→54.3%)ので、新環境では上向いた形です。使用率が下がったことで、使い慣れた人の比率が上がった可能性はありますが、元記事にプレイヤー層のデータはないため確認できません。
4位 ストライクフリーダム ブロッカー (Strike Freedom Blockers)
使用率4.9%で4位です。なお4位・5位・6位はいずれも使用率4.9%で、試合数4,678・4,598・4,597という僅差で順位が決まっています。5位と6位の差はわずか1試合です。
勝率58.1%は元記事の勝率ランキングで2位でした。GD05環境のランクマッチでこのデッキが記録した最高勝率は55.9%(Week 1)でしたから、それを2.2ポイント上回っています。新環境でブロッカー系が噛み合っている可能性はありますが、4日間のデータである点はご留意ください。
5位 バルバトス アグロ(シャア・アズナブル) (Barbatos Rush (Char Aznable))
勝率60.7%で全体1位です。GD05環境のランクマッチ9回でも一度も首位を譲らなかったデッキで、これで10回連続の勝率1位です。
注目したいのは数字そのもので、勝率が60%を超えたのはGD05環境のWeek 2(60.5%)以来です。GD05環境では64.4%→60.5%→59.1%→58.3%→58.5%→57.8%→57.8%→57.2%→55.9%と下がり続けていましたが、新環境で再び60%台に戻りました。使用率は4.9%で5位です。ただし集計が4日間であることと、環境が変わった直後でプレイヤーの対策が追いついていない可能性があることは、あわせて考える必要があります。
使用率6位以下(元記事掲載分)
元記事には使用率2%以上の主要デッキ13件が掲載されています(「サザビー その他」2.6%、「ストライクフリーダム その他」3.4%のような「その他」扱いのまとめ枠は、使用率2%以上でもこの一覧からは除かれています)。13件はGD05環境(Week 1〜9)の最多11件を上回り、当サイトが扱ったランクマッチのレポートでは最も多い数字です。6位以下は次の8デッキです。
| 順位 | デッキ | 使用率 | 勝率 | 試合数 |
|---|---|---|---|---|
| 6位 | νガンダム | 4.9% | 52.5% | 4,597 |
| 7位 | ジャスティス ブロッカー | 4.3% | 52.9% | 4,048 |
| 8位 | 水中アグロ ※新アーキタイプ | 4.1% | 51.5% | 3,924 |
| 9位 | フリーダムバンシィ(バーン) | 3.5% | 52.0% | 3,277 |
| 10位 | サザビー(紫緑) | 3.3% | 49.8% | 3,097 |
| 11位 | バルバトス プルトゥエルブ ※新アーキタイプ | 3.2% | 56.4% | 3,073 |
| 12位 | ネオ・ジオング バーン(赤緑) | 2.9% | 51.7% | 2,711 |
| 13位 | ストライクフリーダム & リガ・ミリティア | 2.7% | 55.1% | 2,520 |
新アーキタイプは2つです。8位の水中アグロは、公式カードの特徴〔水中〕(英語版は (Marine))を持つカードを使うデッキと見られます。この特徴を持つのはST11に収録された11種だけです。シャア専用ズゴック(ST11-001)やアッガイ(ST11-002)といった水陸両用のユニット10種に、ベースの「マッド・アングラー」(ST11-016)を加えた構成で、ほかにトークンの「グーン」(T-028)も〔水中〕を持ちます。11位のバルバトス プルトゥエルブは、ST12-012「プルトゥエルブ」を使う構成と見られます。このカードは「カード名を『マリーダ・クルス』としても扱う」という効果を持つパイロットです。どちらも元記事に構成の説明はないため、実際にどのカードを軸にしているかは本記事では確認できません。
7位のジャスティス ブロッカーも大きく伸びました(0.5%→4.3%)。GD05環境では一度も使用率2%以上の掲載圏に入ったことがなく、最終回(Week 9)でも0.5%の少数派でしたが、新環境で一気に主要デッキ入りしています。
掲載13デッキのうち勝率が5割を下回ったのはキャリバーン(44.5%)とサザビー(紫緑)(49.8%)の2つです。一方で勝率55%以上は5つあり、勝率レンジ(最高と最低の差)は16.2ポイントになりました。GD05環境の最終回が6.3ポイントだったことを考えると、勝ち負けの差がはっきり開いた形です。新しいカードが入った直後は対策が固まっていないため差が出やすい、という一般的な傾向と整合しますが、4日間のデータである点はご留意ください。
勝率上位デッキ(Top Performing Decks)
元記事には使用率とは別に、勝率順のランキングも掲載されています。使用率2%未満の少数派デッキも対象に含まれます。上位5デッキは次の通りです。
| 順位 | デッキ | 勝率 | 使用率 | 試合数 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | バルバトス アグロ(シャア・アズナブル) | 60.7% | 4.9% | 4,598 |
| 2位 | ストライクフリーダム ブロッカー | 58.1% | 4.9% | 4,678 |
| 3位 | バルバトス プルトゥエルブ | 56.4% | 3.2% | 3,073 |
| 4位 | ストライクフリーダム & バルバトス ルプス | 56.1% | 5.0% | 4,770 |
| 5位 | ストライクフリーダム & リガ・ミリティア | 55.1% | 2.7% | 2,520 |
1位のバルバトス アグロ(シャア・アズナブル)は60.7%で、勝率が60%を超えたのはGD05環境のWeek 2(60.5%)以来です。2位のストライクフリーダム ブロッカー(58.1%)も、GD05環境のランクマッチでの最高値55.9%(Week 1)を上回りました。ランクマッチに限れば、上位2つはGD05環境では見られなかった水準です(モードの異なるGD05 Week 0〈New Cards Preview〉では58.3%を記録しています)。
3位には新アーキタイプのバルバトス プルトゥエルブが入りました。上位5デッキのうちストライクフリーダム系ではないのは1位と3位の2つで、ストライクフリーダム系が3つを占める構図自体はGD05環境の終盤(Week 7〜9)から変わっていません。変わったのは、1位の数字が60%台に戻ったことと、新顔が3位に食い込んだことです。
GD05環境(Week 9)からの変化
下の表は、GD05環境の最終回と今回を並べたものです。ただし使えるカードプールが変わっているため、同じ条件での比較ではありません。期間も7日間と4日間で異なります。参考値としてご覧ください。
| デッキ | GD05 Week 9(使用率/勝率) | 今回(使用率/勝率) | 使用率増減 |
|---|---|---|---|
| キャリバーン | 1.4% / 42.6% | 5.9% / 44.5% | +4.5 |
| 水中アグロ ※今回が初掲載 | — | 4.1% / 51.5% | 新規 |
| ジャスティス ブロッカー | 0.5% / 51.2% | 4.3% / 52.9% | +3.8 |
| バルバトス プルトゥエルブ ※今回が初掲載 | — | 3.2% / 56.4% | 新規 |
| ネオ・ジオング バーン(赤緑) | 掲載外 | 2.9% / 51.7% | — |
| サザビー(紫緑) | 2.9% / 51.7% | 3.3% / 49.8% | +0.4 |
| フリーダムバンシィ(バーン) | 5.5% / 49.6% | 3.5% / 52.0% | -2.0 |
| ストライクフリーダム & リガ・ミリティア | 4.3% / 53.1% | 2.7% / 55.1% | -1.6 |
| バルバトス アグロ(シャア・アズナブル) | 6.9% / 55.9% | 4.9% / 60.7% | -2.0 |
| ストライクフリーダム & バルバトス ルプス | 10.4% / 54.3% | 5.0% / 56.1% | -5.4 |
| ストライクフリーダム ブロッカー | 11.3% / 54.8% | 4.9% / 58.1% | -6.4 |
| νガンダム | 11.1% / 50.0% | 4.9% / 52.5% | -6.2 |
| Gファイターズ(MF) | 16.8% / 53.4% | 8.1% / 54.8% | -8.7 |
表から読み取れるのは、GD05環境で上位だったデッキが軒並み使用率を下げ、下位や圏外だったデッキが上がってきたという構図です。使用率を最も落としたのはGファイターズ(MF)(-8.7ポイント)で、最も伸ばしたのはキャリバーン(+4.5ポイント)でした。
興味深いのは使用率を落とした7デッキが、いずれも勝率を上げている点です。Gファイターズ(MF)(53.4%→54.8%)、ストライクフリーダム ブロッカー(54.8%→58.1%)、ストライクフリーダム & バルバトス ルプス(54.3%→56.1%)、バルバトス アグロ(シャア・アズナブル)(55.9%→60.7%)、νガンダム(50.0%→52.5%)がいずれもそうでした。新しいカードを試す人が増えた一方で、従来のデッキを使い続けた人は相対的に手に馴染んでいた、という読み方はできますが、元記事にプレイヤー層のデータはないため確認はできません。
分析試合数は47,285試合です。期間が4日間なので単純比較はできませんが、1日あたりに直すと約11,800試合です。直前のWeek 9は環境終了にかかる特殊な週なので、ひとつ前のWeek 8(7日間・73,644試合=1日あたり約10,500試合)と比べると12%ほど上回ります。新しいカードが入って対戦数そのものは増えていると見られます。
今回のデータの読み方
元記事の締めくくりで Doug Godinho氏 自身が述べているとおり、このレポートはルールブックではなく参考資料です。数値は人気度・プレイヤーの習熟度・短期的な流行に左右されるため、勝率が高いデッキが自分にとっての最善とは限りません。
今回は新環境の最初の4日間という、いつにも増して不安定なデータです。新しいカードが出た直後は、強さを確かめるために試されるデッキと、使い慣れたまま続けられるデッキが混ざります。勝率が高いデッキが「強い」のか「対策されていないだけ」なのかは、この1回では区別できません。次回以降の推移とあわせて見ることを強くおすすめします。
キャリバーンの急浮上(1.4%→5.9%)は今回いちばん大きな動きですが、勝率は44.5%で掲載13デッキの最下位です。使われている数と勝てている度合いが一致していません。新カードとの組み合わせが期待されて試されている段階である可能性はありますが、元記事に構成の説明がないため確認できません。
新アーキタイプの水中アグロとバルバトス プルトゥエルブも、今回が初掲載でデータが1回分しかありません。4.1%・3.2%という数字がこのまま定着するかは、現時点では分かりません。
使用率は「どれだけ選ばれているか」、勝率は「その中で勝てている度合い」として切り分けて見ていただくのが安全です。
より詳細な分析(全デッキの完全データ、各デッキのリスト)は Doug Godinho氏のPatreon でSupporterになることでご覧いただけます。元記事は Meta Monday EX.tra - GD05+STs - Week 0。
MSAはあくまで 公式ガンダムカードゲーム の練習環境です。正式な競技体験は公式ガンダムカードゲームの店舗予選・チャンピオンシップ等でお楽しみください。
Mobile Suit Arena: mobilesuitarena.com / Doug Godinho氏 Patreon: patreon.com/DougGodinho / ガンダムカードゲーム公式サイト: gundam-gcg.com
※本記事で扱う数値は、オンライン対戦プラットフォーム上での集計データであり、公式の店舗予選・大会結果とは異なります。
※本記事はAIによって記述されている文章を含みます。記事内容に誤りがある場合にはXアカウント(@gcg_stats)のDMへご報告ください。